KOMTRAX—建機業界でIoT時代の先頭を走っているコマツの伝家の宝刀

KOMTRAX—建機業界でIoT時代の先頭を走っているコマツの伝家の宝刀

近年、IoT(Internet of Things)という言葉が熱い!
ネットで探してみると、言葉として生まれたのが1990年代だというのもあり、もっと前だという説もあります。
IoTの活用事例も意外に多く見つかりました。夢のような話だと思われた事が、次から次へと現実になってきています。
5年後の世界はどうなっているのでしょう?楽しみですね。

さて、安崎先生の新しい本にも、安崎先生がコマツ社長だった1998年に販売開始の「KOMTRAX」というIoT活用事例を詳しく書かれています。中国を含み世界で大活躍しているその姿がとっても素敵だとして、安崎先生の同意をいただき、この部分をピックアップすることになりました。

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 グローバル化に引き続き、IT技術が日進月歩し、ビジネスのみならず、一般の生活そのものを大きく変える時代を目前にしている、IoTの時代、AIの時代だ。コマツは、稼働機械の中にICチップを埋め込み、客先に販売した機械の稼働情報を客先よりも早くつかめる「KOMTRAX」というシステム導入により、建機業界ではIoT時代の先頭を走っているが、今後遠くない未来には、人間の衣服、靴、装身具、さらには皮膚、内臓、脳などにもチップを埋め込むようになるかもしれない。また、AIロボットも進化を遂げ、想像もできないIoTの時代が到来するだろう。ロボット社長が、人間社長よりよい業績を挙げるかもしれない。このような時代が来るにはどのくらいの年月がかかるだろうか。100年ぐらい必要だろうか。

 1980年代、中国の建機市場がまだ育っていないころ、私は、販売後のアフターサービスを充実させることに関心があった。建設機械は、厳しい条件下で稼働させることが多いので、修理などのアフターサービスが不可欠だからである。購入先の機械進出口総公司には、「機械納入後のサービスをやりたい」と申し出ていた。当時は政情の関係もあり、サービス員を現地に送り込むことはできなかった。しかし、大きな事故、故障が発生したときのみ、サービス員の受け入れが認められる状況だった。
 公司の担当者は、「中国の国土は広大だ。わずかばかりのサービス員を派遣してくれても、砂に水をまくようなものだ」と、私の申し入れを取り合わなかった。
 建設機械は故障するものである。だから定期的な点検、修理サービスは世界共通の課題だ。今はサービス員の派遣を拒否されているが、いずれ中国でも建設機械の修理サービスのニーズは高まると確信していた。

 ICT(Information and Communication Technology=情報通信技術)の進歩が、建設機械のアフターサービスに革命をもたらした。建設機械にチップを埋め込み、GPS、移動通信、Internet、パソコン、携帯電話をネットワークして、管理センターで総合的に情報管理するシステムを作り上げた。これが、KOMTRAXという名の管理システムだ。元々は、客先の車両機械のサービス用に、コマツの技術者が開発したものだ。遠く離れた場所にある機械と、管理センターを結んだ情報追跡システムである。エンジン、油圧システムの稼働情報、燃料消費などの情報をオンラインで入手するために考案したものだ。このアイデアは、IoTの走りともいえるものだったが、狙っていたビジネスモデル特許は取得できなかった。しかし、この分野で先行したコマツは、次のような3点の特徴を武器に、競争を優位に進めることができるようになった。
KOMATSU COMTRAX
・第一の優位性:故障情報などを即時にオンラインで取得することができる。
 客先の稼働現場にある機械一台ごとの故障情報などの詳細が瞬時に把握できる。小さな故障の場合は、客先に修理箇所、修理方法を教えられる。大故障の場合には、直ちにコマツのサービスネットワークが稼働する。故障内容があらかじめ判明しているので、修理に必要な部品や工具を持ってサービス員が訪問し、迅速に修理することができる。機械の休止時間をできるだけ短くしたいという、客先の要求を満たすことができる。

・第二の優位性:客先の稼働情報をオンラインで把握することができる。
 管理センターで、今日何時間稼働したか、毎日の燃料消費量、燃費を把握できる。機械が稼働現場を移動したという位置情報もすぐにわかる。不自然な遠距離移動があった場合には、機械の盗難ではないかと客先に連絡する。中国全土で稼働している機械の、毎日の稼働情報を把握できるというのは、素晴らしいビッグ・データである。今月と前月のデータを比較すれば、景気が上向きなのか下向きなのかの情報が、毎日オンラインで手に入る。これを注意深く観察すれば、「景気が好調を持続しているので、増産して在庫を厚めに持とう」「稼働時間の減少が続いているので、在庫を絞ろう」という経営上の決定が容易に行える。また、燃料消費情報は、売り込む際のセールスポイントとして使える。

・第三の優位性:代金回収が楽になった。
 これは、中国で効果的だったもので、いわば副産物といえるものだ。建設機械は高価なものだから。頭金を30%もらい、残りは割賦販売契約により、2年とか3年の間、毎月いくらかを分割して回収するのが普通だ。ところが、毎月の割賦代金を回収するのが、意外に大変なことであった。お金があるのに払わない客先もいる。代金支払いを催告しても払わない。再三の催告でも支払がないときには、機械を引き揚げることもある。それほどではない場合に登場するのがKOMTRAXならではの機能だ。遠隔操作でエンジンを停止させることが可能なのだ。契約時にこのことを明示して、客先の了解をもらって販売している。支払い遅延の客先には、催告を繰り返すが、それでも支払わないときには伝家の宝刀を抜き、エンジンを停止させて機械の稼働を止める。機械を稼働させたい客先は、エンジンが止まったと文句を言ってくる。このとき代理店は、「お客さん、今月の割賦代金が未払いですね。支払っていただければ、エンジンはすぐに動きます」と答える。どうしても機械を動かしたい客先は、即座に支払うことになる。そうすると遠隔操作でエンジン停止を解除させ、機械を稼働させられるようにするのである。お金があっても。代金をなかなか支払わない客先に対する代金回収には、大きな効果を発揮した。思わぬ副産物であった…

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康查士(KOMTRAX)—物联网时代建机业界领军企业小松的传家宝刀

近年,物联网(IoT-Internet of Things)变成了一个热词!
我在网上搜了一下,有说这词诞生于1990年代、也有诞生得更早的说法。
另外,在网上还发现物联网概念的活用事例出乎意料地多。以前听似梦话一般的事情,一个一个都在变成现实。
5年之后的世界会是什么样呢?拭目以待。

话说安崎先生也在新书里,详细地记载了他在小松总经理任期内的物联网活用事例-1998年开始销售的康查士(KOMTRAX)系统。康查士(KOMTRAX)系统,在包含中国的世界各地英姿飒爽、大显神通,现征得安崎先生的同意,将这一部分内容分享如下。

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1980年代,中国的建设机械市场还没有成长起来的时候,我就认识到充实产品售后服务的重要性。因为建设机械多是在严酷的条件下运转,所以修理等售后服务不可或缺。我向购入方的机械进出口总公司提出了“希望开展机械配送之后的服务工作”的意愿。然而,因为受到当时政治状况的制约,派遣服务人员到现地的提议没有能够实现,不过发生了比较大的事故、故障之时,可以获准派遣服务人员赶赴现地。
 公司的担当者觉得我的提议不可行,他说:“中国国土辽阔。仅仅派几个服务人员去,只不过像是在沙漠里洒点水一样,无济于事”。
 建设机械难免发生故障,因此提供定期检查、修理服务是一个世界共通性的课题。所以我当时相信,虽然现在派遣服务人员被拒,但是将来有一天在中国,建设机械的修理服务需求一定会增长。

 ICT(Information and Communication Technology=信息通信技术)的进步,引发了建设机械售后服务的变革。小松开发了新的管理系统,就是将芯片装入建设机械里、实现GPS、移动通信、因特网、电脑、手提电话的网络化、由管理中心进行综合性信息管理。这个管理系统被命名为KOMTRAX(康查士)。最初的目的本来是为客户提供车辆机械服务,由小松的技术人员开发出来。此系统的作用是将远距离的机械与管理中心联网,进行信息追踪。也就是说,设计生产它的原意是打算用来在线获取发动机、液压系统的运转以及燃油消耗信息。可以说,这个创意基于物联网思维,然而遗憾的是,期望的商业模式专利没有能够取得。但是值得庆幸的是,在这个分野先行一步的小松,具备了下述3个特征并以此为武器,也可以说是拥有了3个竞争优势,赢取了更多的发展机会。

・第一优势:能够立即在线获取机械故障等信息。
能够在一瞬之间把握在客户现场运转的每一台机械的故障等详细信息。如果是小故障,小松的处理方法是向客户说明应该修理的部位以及修理方法。而遇上大故障,小松的服务网络则立即启动。由于系统已经事先判明了故障内容,所以服务人员能够带着修理所需的零部件以及工具、赶赴现场迅速进行修理。这样便能将机械的暂停运转时间尽力缩短,满足客先的需求。

・第二优势:能够在线把握客户的经营管理状况信息。
 管理中心能够掌握客户方当天的机械运转时间、每天的燃料消耗量、燃料效率之类的信息。机械在运转现场一旦移动,其位置信息也能立即掌握。所以小松若发现了不同寻常的远距离移动,便会联系客户,确认是否发生了机械被盗的事故。能够掌握在中国各地运转机械的每日运转信息,可以说获取的是极具参考价值的大数据。每天都可以在线取得信息,并且通过比较这个月与上个月的数据,观察景気的好坏。细致深入的观察,让经营决策也变得简易轻松,比如“景気持续不错,可以扩大生产、增加库存”,“运转时间持续减少,该减少库存”。另外,在推销产品时,燃油消耗信息也能作为一个卖点加以利用。

・第三优势:贷款的回收变得简单易行。
 在中国产生的这个效果,可以说是个副产品。建设机械价格昂贵,因此小松通常是收取30%销售额为首付,剩下的销售额签订分期付款销售契约,在2年或者3年之内,每个月收取约定的分期支付款项。然而,每月收取分期支付款超乎寻常地艰难。有的客户有钱也不支付,被小松催促也不支付。对于再三催促也不支付的客户,机械有可能被回收。发展到此地步之前登场的机械便是KOMTRAX,小松能用它的远距离操作功能,停止拖欠费用客户方机械发动机的运转。小松在签约时会向客户明示这个功能,让买方知情的情况下出售产品。对于拖欠款项、反复催促也不支付的客户,小松便会拔出这把传家宝刀、使发动机停止工作、机械停止运行。如此一来,希望运转机械的客户,便会向小松抱怨发动机停止工作了。而代理店则会回答:“您公司还拖欠着这个月的分期付款额啊。只要您家支付,发动机立马就恢复工作”。无论如何也想让机械运转的客户,马上就会付钱。然后,小松也立马进行远距离操作以恢复发动机的工作。对于有钱却拖欠机械款项的客户,KOMTRAX在回收费用方面发挥了极大的效应。这个效应是一个出乎意料的副产品……

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今年も続く~安崎会長の「余生三等分主義」

去る4月9日に、安崎会長の2冊目著作の協力関係者の会合が行われました。

安崎会長を含み、編集者2名と中国語翻訳者1名、計4人による顔合わせ会議兼楽しい食事会でした。
記念として会合の写真及び安崎会長からのコメントを掲載しましょう。

「3月末の予定で執筆中の本の日本語原稿が出来上がった。
中国での2冊目の本として翻訳完了後、早ければ、本年夏にでも上梓される。
中国の民間企業経営者、管理者のお役に立てればうれしい。
昨年、寧波で講演したところから、また今年も頼むと言ってきた。
私も元気な間、両国の民間企業経営者間の対話・交流の一つとして続けられれば良いと行ってくるつもりです。
写真は本の出版でお世話になった人たちとの会合の一こまです。」

4月9日に,安崎会长第2本著作出版业务的有关协作者举行了聚会。

这是一场包括安崎会长、编辑2名和中文翻译1名、共4人相聚的碰头会兼愉快的聚餐会。
特将会议纪念照片以及安崎会长的发言登载如下。

“预定3月末写完的书稿,日语原稿完成了。
作为在中国出版的第2本书,在翻译工作完成后,早则今年夏季出版。
衷心希望能对中国的民间企业经营者以及管理者有所帮助。
去年请我去宁波讲演的邀请方,今年也发来了邀请。
我也愿意在身体尚健的有生之年,能继续为促进两国民间企业经营者之间的对话以及交流出一份力量。因此,今年也将受邀前往宁波。
照片是与书籍出版的有关协作者的碰头会之场景。”

meeting1 Apr 9, 2017
meeting2 Apr 9, 2017

また、当日会合の参加者の投稿も転載します。
meeting3 Apr 9, 2017

meeting 4, Apr 9, 2017

安崎会長、6月21日アリババ関係者たちとの交流会で講演

今日、安崎会長より久しぶりに便りが届きました。去る6月21日にアリババ関係者たちとの交流会で日中グローバル企業の課題をテーマとした講演後、Q&Aの一部の紹介でした。下記の通り、シェアしておきましょう。
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Q1:安崎先生は三国志の愛読者と聞くが登場人物中誰が好きか?なぜか?
A:曹操です。人材の登用・人事評価・信賞必罰が明確、人使いがうまいところに惹かれる。

Q2.日本には、400年も500年も続く長寿企業があるが企業永続の秘訣はなにか?
A:中国では社会主義市場経済を始めて間もなく国営企業は別として、民間企業では新興企業も良く消滅している。成功を急いで求めすぎ、生き延びることを大事にしていないのではないか?存続のためには、キャシュフロウ(資金繰り)に留意しなければならない。
借金したり上場したりしても、金融機関・市場の信頼を得続ける努力を忘れてはだめだ。
後継者を時間をかけて育て成長を見守る勇気と根気も要る。日本でも優れた創業者が自分を過信し、ときに失敗している。老害は発展の敵だ。「事業の成長に最も害をなすものは、青年の過失に非ずして老人の跋扈である」という伊庭貞剛の言の通りだ。

Q3.10年で500人のビジネスリーダー候補を作るというプロジェクトで最も注意したことは?
A:将の将たる人物を見つけてきて育てることだ。

PS:アリババについてはソフトバンクの孫さんが投資し、発展後、株を売却して儲けたことぐらいしか知らないが、本日22日の新聞によると、その孫さんは、大金を投じて探してきた後継者を社長にせず自分がまだやるとのことだ。
成功した創業者の後継問題は難しい!

以 下 中 国 語

有些日子没有音讯的安崎会长今天来信,提及6月21日在阿里巴巴关系人士参加的交流会上以日中跨国企业所面临课题为主题的演讲,并介绍了演讲后一部分Q&A的内容,现分享如下。
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Q1:听说安崎先生非常喜欢阅读三国志,请问在三国的登场人物中您喜欢哪一位?为什么?
A:我喜欢曹操。他善于人才选拔、人事评价、赏罚分明、他知人善任的作风对我很有吸引力。

Q2.日本有长达400年、甚至500年的长寿企业,请问企业长寿的秘诀是什么?
A:中国开始实行社会主义市场经济后为时尚不久,且不说国营企业,民间企业中也有不少新兴企业在消失。估计是因为急于求成,急功近利,没有重视企业的生存之道吧?
要让企业存活下去,首先必须重视资金流动(资金周转)这项要务。
就算贷到款实现了股票上市,也不可忘记需继续致力于获取来自金融机关以及市场的信赖。
另外在培养接班者方面也应不惜花费时日,需要勇气与不懈的恒心。在日本时而也有优秀的创业者由于过于自信而失败。
老害是发展之敌。正如伊庭贞刚所言:“对于事业的成长,最大的危害不是青年的过失,而是老人的跋扈”。

Q3.请问您在施行10年培育500候补商业干部这个项目中最重视的事情是什么?
A:在实施那个项目时,我最重视的是致力于发现并培养那些具有将将之才的人物。

PS:关于阿里巴巴,我只知道软银的孙社长曾投资、在阿里巴巴发达后、他卖掉股票赚了钱,不过我从今天22日的新闻得知,孙社长又不让他自己花费巨款寻来的接班者继任社长之位,而是决定自己续任之事。
成功创业者的继承人问题真是一件难事啊!

三等分主義の1である「世のため人のため」の黒竜江省での交流活動 (続き)

 

前回「黒竜江省での日中交流活動サマリー」の続きです。

 

ハルビン工業大学でビジネスマン、学者、大学院生などを対象に講演をしてきた。題名は「論語と算盤」。両方とも昔中国から伝来したものだ。次のようなことを話した。

1.1955年大学新入生のころから、日中関係の将来に関心をもっていた。第二外語も当時全然人気がなかった中国語を選択した。以来60年公私ともに日中関係のウォッチャーを自任している。当時は個人で事業を起こす起業よりも会社に入り仕事をするのが普通だった。中国と将来関係が深くなりそうな業種、鉄鋼、銀行、商社、海運、機械などの会社を考えていたがコマツに入ったのは偶然のなせる業。

2. 学生時代、明治の経済人“渋沢 栄一”の伝記にふれ、論語と算盤という彼の思想に共鳴した。また母校の大学は経済人育成のために明治時代に創設され、役人になる人はまれでほとんどの卒業生が経済人を志した。創立の精神は五大州に雄飛せよ。今日の言葉に直せば、経済倫理とグローバル

3. 小松での成功と失敗の話をした後、中国のグローバル企業への私の助言として、

(A)「世界は一つではない」。この現実を認め、自分たちを取り巻く世界の多様性を認容し、その中で自己の独自性を実現していくことが必要。

(B)中華思想をやみくもに広げるだけでは今日の世界はついてこない。

講演終了後夕食時の懇談で、最近の日本で田中角栄首相の「決断と実行の政治」の人気が復活していると私が話したのに対し、ある中国人が田中角栄さんは日中国交回復の決断をした人として中国で尊敬されていると応じた。ひとしきり両国の政治と経済の関係の議論の中で、私は、戦後の日本経済の発展は政治の民主化にその基礎があるとの持論を話した。先方の一人が、“もし日本が一党独裁の政治ができれば、決断と実行が今まで以上に進み強力な国になるのにね”“中国で政治の民主化を急ぎ過ぎると、国土広大、人口の多い中国では大混乱となることを懸念する一般中国人がまだ少なくないのだ”と応じた。

アメリカの大統領選挙、英国とEUの関係、日本の参議院選挙、日中関係の将来も世界の政治と経済の動きに影響される。政治の世界は理利情に左右される、理(理念、理屈、理想)利(利益、既得権益、世代間利益)情(義理と人情、情報)。政治家志望だった子供のころ政治家には向いていないから、実業家を目指せと先生に諭された私だが、議論ばかりで決断と実行不足の今の日本はどうなっていくのかな?理・利・情・のバランスの上で日本の課題の決断と実行の行く末を考えさせられた黒竜江省への旅であった。

今天发表上次“黑龙江省的日中交流活动简要”的续篇。

 

在哈尔滨工业大学,我向商业人士、学者、研究生等到场者进行了题为“论语和算盘”的演讲。其实论语和算盘这两者都是从中国传入的。我的演讲概要如下:

1.1955年进入大学之际,我便关注着日中关系,并选择了当时还不太人气的中文选第二外语。那之后60年里,无论公私我都自负为日中关系观察家。当时比起个人创业,人们通常选择进入公司工作。所以我便考虑进入将来有可能与中国深化关系的行业,如钢铁、银行、商社、海运、机械等公司,不过由于一个偶然的机遇而进入了小松。

2. 在学生时代,我读了明治时代的经济家渋沢栄一的传记,对他的论语和算盘思想产生了共鸣。另外我的母校大学也是在明治时代为培育经济型人才而设立,希望进入政府机构工作的人极少,绝大多数都立志毕业后进入商界工作。大学的创立精神既为雄飞五大洲,用今天的话说,便是经济伦理与全球化。。

3. 介绍了小松的成功与失败经验后,我对中国的全球化企业提出了以下的建言:

(A)世界并非一个完整的世界。企业需要承认这个现实,进而包容围绕企业自身的世界多样性,并在其中探寻独自性得以实现之路。

(B)不要醉心于盲目一味地扩散中华思想,仅凭这个要想跟上今日世界的步伐,是难以行通的。

在演讲结束后的晚餐上,我在与大家交谈时提起,最近在日本,前首相田中角荣的“决断与实行之政治”人气有所复活。对此,一位中国人接话说,田中角荣氏因为对恢复日中外交关系做出了决断而受到中国人的尊敬。在气氛高涨的针对两国政治及经济关系的讨论中,我谈及我一贯的主张,战后日本经济的成长正是基于政治民主化之土壤。对方一人接话说:“倘若日本能实行一党独裁政治,说不定决断和实行能做得更好,国家兴许能更加强大呢”“在中国,若过于激成地推行政治的民主化,因国土广大、人口过多,恐将天下大乱,抱有这种担忧的中国人至今亦不在少数”。

美国的大总统选举、英国和欧盟的关系、日本的参议院选举、日中关系的将来也受世界政治及经济动向的影响。政治的世界为理利情而左右。所谓理,是指理念、道理与理想,利意为利益、既得权益、世代间利益,情则是指义理、人情和信息。在孩童时代,我曾抱有成为政治家的志愿,老师却开导我说,政治家对你不合适,还是努力成为实业家吧。再看当今,日本整日陷于无休无止的议论之中而缺乏决断及实行力度,国家将何去何从?这次黑龙江省之旅,让我对日本如何才能搞好理、利、情的平衡工作,如何就日本存在的课题进行决断和实行及其前景不由思绪纷纷。

 

三等分主義の1である「世のため人のため」の黒竜江省での交流活動

黒竜江省での日中交流活動サマリー

 

当研究会のブログは約1ヶ月半休んでましたが、安崎会長は休まずにいました。三等分主義の1である「世のため人のため」に、4月5日に出発して中国黒竜江省へ行ってきました。さっそく、いただいた随筆をレポートとして掲載しましょう。

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私が上海で出版した「聚変」の交流会で2014年に莫先生に応援してもらったことを思い出します。上海人民大学の経営大学院にたくさんのビジネスマンや学者などが来てくださり、夜遅くまでの熱心な交流会でした。

詳しい報告は、こちらからご覧いただけます▼
11月、本研究会安崎暁会長と莫邦富先生、上海で講演交流会に出席
『企業の持続的発展の可能性』テーマ討論会が、上海で開かれる

お蔭でこの「聚変」はよく売れて中国人の読者からの反応もありました。

本年4月このような読者に誘われて黒竜江省に行き、省都ハルビンで同様の交流会をやってきました。題名を「論語と算盤」としてハルビン工業大学で講演しました。日本の明治維新直後の偉大な経営者である渋沢栄一が当時の仲間たちに資本主義経済の会社でも利益の追求と同時に経済倫理を忘れてはだめだと算盤だけでなく論語の精神を企業経営に取り入れろと主張しました。
今日のグローバル企業に求められている「コーポレート・ガバナンス」に通じるテーマです。

主催者から次の機会にまた話に来てくれと頼まれました。
30年ぶりに訪問したハルビンが人口も増え高層マンションが林立する大都市に発展していることに驚きました。北京―チチハル間の新幹線の駅や地下鉄もできていました。これから、高速道路も増設するとのことでした。

黒竜江省では戦争直後の混乱により生じた日本人の中国残留孤児も多くおられました。

次回来るときにハルビン工業大学の名誉教授になってくださいとも言われました。
その任に非ずですが、黒竜江省と日本との交流は北京上海ほど盛んではなく時々行って民間交流に貢献するのも必要かと考えながら帰ってきました。(続く)

黑龙江省的日中交流活动简要

 

本研究会修博大约一个半月了,然而这期间安崎会长并没有休息,而是践行着三等分主义之1“为世界为他人”,于4月5日出发去了黑龙江。现将会长发来的随笔作为活动报告公之于众。

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2014年,我邀请了莫先生到上海为我出版的《聚变》一书的发表交流会助阵。记得在上海人民大学经营大学院的交流会上,众多商界人士、学者等精英汇聚一堂,气氛热烈,交流一直持续到晚上。

点击以下链接可见详细报告▼
11月、本研究会安崎暁会長と莫邦富先生、上海で講演交流会に出席
『企業の持続的発展の可能性』テーマ討論会が、上海で開かれる

承蒙莫先生的支持,《聚変》一书得以畅销并在中国读者中引起了反响。

今年4月,我接受读者邀请,出席了在黑龙江省的省会哈尔滨举办的同样的交流会。
在哈尔滨工业大学,我做了以“论语和算盘”为题的演讲。“论语和算盘”是伟大的经营者渋沢栄一氏提出的理论,他在日本的明治维新之后不久就对当时的企业家们倡议,资本主义经济体制下的公司在追求利益的同时也不可忘记经济伦理,企业不仅要将赚钱之术、还需将论语精神纳入经营管理工作之中。
这个主题其实与时代赋予当今全球化企业的“公司治理”之主题可说颇有相通之处。

主办方表示,希望还有机会邀请我去。
我这次哈尔滨之行是时隔30年的再访,目睹人口增长、高楼林立、已经焕然一新成了大都市的哈尔滨,惊叹不已。北京和齐齐哈尔之间既通了高铁也通了地铁,据说今后还将修通高速公路。

黑龙江省,在战争刚刚结束的混乱状况下还养育了许许多多的日本残留孤儿。

主办方还希望我下次去当哈尔滨工业大学的名誉教授。虽说大任难当,不过回程途中我考虑,黑龙江省和日本的交流活动远不如北京及上海搞得那么有声有色,若有机会我是应该再去那里,为中日民间交流活动贡献一份自己的力量。(待続)