大学時代、関心は現代中国に~「夢を蒔く」からの抜粋

前回は、コマツ製品の中国での国産化を提案した安崎先生の善意と燃えるような熱意がどこから生まれたのかに対して、来月中国で出版予定の新書で回答を探ってみました。すると、「子供時代から抱いていた中国への興味」という章節の、「祖父の漢詩が、中国へ誘った」部分に辿り着きました。
今日は、その話の続きになります。今日の抜粋内容から、著者が子供から大人へ成長し興味が変わったように読取りますが、中国というキーワードが変わっていないため、むしろ子供時代興味津々だった古代中国文化への夢のような興味が現実味を帯びてきて、キャリア形成に繋がったと言えよう。

大学時代、関心は現代中国に

 中国への関心は、大学時代の第2外国語選択の際に、躊躇なく中国語を選ばせた。大学生活の6年間、中国語を学び続けたが、大してものにならなかった。しかし、その後の60年の今日に至るまで、中国、および中国人に対する興味を持ち続ける入口となったのは、この学習経験だ。中国の専門家にはならなかったが、政治、経済、社会、文化などの複眼的視点で中国を理解し、変化を観察する喜びを与えてくれた。中国に住んだ経験はないが、通算40回ぐらいは中国各地を訪問し、多くの人々と接することができた。
 中国のみならず、旧ソ連、ロシア、アメリカにも、たびたび出張で出かけたが、日中、露中、米中それぞれの2国関係、そして、日中米露という多国間関係から、中国を分析する視点を持てたことが、私の中国理解に大きな助けとなった。国土は広く、人口も多い。私は、「群盲撫象」のたぐいの一人だが、中国の存在が、私の人生に鮮やかな彩りを加えてくれたことは間違いない。
 1958年、私がまだ大学生のころ、一橋大学OBである船会社の大社長が大学に講演に来た。日本と中国との国交はまだ回復していなかった。北京に毛沢東の共産党政権ができて間もないころであった。
「若い学生諸君よ、隣国である中国に関心を持て。いまは国交もないが、将来の日中関係は必ず飛躍的に発展する。隣の大国とどうつきあうかが今後の課題。中国は、日本にとって大事な隣国である」との先輩の言葉に、現在の中国の様子をもっと深く知りたい、という思いはますます強くなった。
 中国語を学びながら、中国に関する情報には、ことさら注意深く耳を傾けるようになっていた。大躍進、人民公社、文化大革命……これらのキーワードを目にするたびに、心を躍らせていたが、親や家族より国が大事、という文化大革命の理念には半信半疑であった。
 中国に関する本もたくさん読んだ。魯迅の小説には惹かれるものがあった。歴史学者である宮崎市定の孫文との交友録も図書館で見つけた。
 子供のころは、漢詩、三国志などの昔の中国に興味を持っていたが、年を重ねるにつれ、現代中国へと関心が変化してきた。

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上篇博文里,对于提出小松产品在中国国产化建议的安崎先生那份善意以及近乎燃点的热情是如何产生、又是如何高涨近乎沸点,求问下月将在中国出版的新书,我在“萌芽于孩提时代的中国情结”这一章节的“外祖父的汉诗,诱发了我对中国的兴趣”这部分文字里找到了答案。
今天继续这个话题。从今天的摘选看来,著者随着长大成人、兴趣似乎也发生了变化,然而“中国”这个关键词却并没有改变,因此与其说是兴趣的变化,不如说著者随着年龄的增长,梦境里吸纳进了现实性的养分,孩童时代那份对古代中国文化近乎梦幻般的兴趣渐渐转化、对其职业生涯产生了极为良好的作用。

大学时代转向关注现代中国

对中国的兴趣,让我在大学时代选择第二外语的时候,毫不犹豫地选择了中文。在6年的大学生活中,我一直坚持学习中文,然而觉得学到的东西远远不够。不过正是那段中文的学习经历,让我在迄今为止的整整60年里,对中国以及中国人的浓厚兴趣经久不衰。虽然没有成为研究中国的专家,但是却由于养成了多角观察政治、经济、社会、文化等的习惯,让我对中国的理解以及观察活动变得驾轻就熟、其乐无穷。虽然从未在中国生活过,但是大约共计40次访问中国各地,得以接触了很多人物。
不仅是中国,由于也经常出差旧苏联、俄罗斯、美国,所以我从中日、中俄、中美,这些2国关系、进而从中日美俄多国关系出发对中国进行分析的视觉,都大大地深化了我对中国的理解。不过中国国土辽阔、人口众多,因此我对中国的了解只不过如盲人摸象的程度,然而毫无疑问,中国的存在,让我的人生之路如此多姿多彩、充实饱满。
 1958年,我还是大学生的时代,有位一桥大学退役前辈、某造船公司的总经理到大学演讲。那是日本和中国还没有恢复外交关系,毛泽东的共产党政权刚在北京建立不久的事情。“年轻的学生诸君们,要关注邻国中国。现在两国虽然还没有外交关系,但是将来中日关系一定会有飞跃性的发展。如何与邻国大国打交道,是今后的课题。中国对于日本而言,是非常重要的邻国”,这位前辈的话激活了我想更加深入了解中国现状的愿望,这种愿望越来越强烈了。
 于是我一边学习中文,一边事无巨细地倾听、收集有关中国的信息,这渐渐地成了一个习惯。大跃进、人民公社、文化大革命……每当看见这些关键词,心就会激荡起来,但是对于国家高于父母或者家族这种文化大革命的理念,我却是半信半疑。
 与中国有关的书籍我也读了很多。曾被魯迅的小说吸引。在图书馆还发现了历史学家宮崎市定写的他与孙文的交友录。
 如此这般,我孩童时代对汉诗、三国志等古代中国的兴趣,随着年龄的增长,转变成了对现代中国的关心。




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